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乳房の自己検診...早期に発見するために

乳癌の自己検診は毎月1回定期的に行いましょう。
乳房の痛み・張り感・緊張感が最も軽くなる生理の終わった頃にゆっくりと入浴する時などに行うとよいでしょう。閉経された方は、覚えやすいように「毎月1日の日に」などと決めて行いましょう。

1. 鏡に乳房を写してみましょう。
いろいろな姿勢でいろいろな角度で観察します。
(前から、横から、斜めから)
(腕を上げたり下げたり、腕を腰に当てたり、腕を上げたまま前かがみになって)
チェックポイント
左右の乳房の形や大きさに差がありま
せんか?
乳房のどこかに皮膚の「へこみ」や「ひきつれ」がありませんか?
乳頭がへこんでいたり、「ただれ」がありませんか?

2. 乳房にしこりがないかさわってみましょう。
入浴時、手に石鹸をつけて軽くなでてみましょう。親指から小指まで4本の指をそろえ、指の腹でなでてみます。
腕を下ろした状態で、腕を上げた状態で、前から、横から。
乳房を持ち上げて、下側からも同じようにして調べます。
軽く乳首をつまんで乳をしぼるようにしてみましょう。
チェックポイント
部分的に硬くなっていませんか?
ビー玉や石ころのようなしこりを触れませんか?
乳首から分泌物がでていませんか?

3. 寝る前にもう一度、横になって乳房にしこりがないかわさってみましょう。
あおむけになり検査をする側の腕の下にまくらを入れ、乳房を平らにします。
反対側の腕の指先で、入浴時と同じようにさわります。
チェックポイント
部分的に硬くなっていませんか?
ビー玉や石ころのようなしこりを触れませんか?

※しこりがあれば必ず指に触れますので、さわってわからないからといってやめずに、毎月触ってみましょう。
※少しでも異常を感じたら、自己判断せずに病院を受診しましょう。

乳房のしくみ

乳房は脂肪と乳腺とから成り立っており、乳腺は、軸を乳頭に差して脂肪の中に浮かんだ
ぶどうのような構造をしています。

1個1個のぶどうの粒がミルクを作る小葉で、ぶどうの粒(小葉)の集まったぶどうの房が腺葉です。

乳房の中には12〜15房のぶどう(腺葉)がはいっており、それぞれのぶどうの粒で作られたミルクを乳管という茎を通して軸に集めて乳頭から分泌します。

ちなみに、図のぶどうはネヘレスコールといいます。
聖書の中に、その房があまりに巨大なため一つの房に棒を通し、二人がかりで担いで運んだと書かれている大果房の欧州種のぶどうです。


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乳癌の発生部位

乳管は、枝分かれを繰り返すたびに細くなり、最後は終末乳管となって小葉の中に入って終わります。この終末乳管と小葉とを合わせて終末乳管小葉単位(TDLU)と言い、ほとんどの乳癌はここに発生します。
多くは乳管の中に発生した乳癌で『乳管癌』、と言います。まれにミルクを作る細胞の集まりである小葉から発生する乳癌もあり『小葉癌』と言いますが、これがいま徐々に増えてきています。


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乳癌の細胞は、乳管というトンネルの壁を作っている細胞、乳管上皮細胞から発生し、トンネルの中で分裂し増えていきます。トンネルの中で一杯になった乳癌細胞がさらに増えるとトンネルの壁を破って外にとび出していきます。これを『浸潤する』と言い、血行性転移やリンパ節転移を起こす始まりになります。乳管の中に留まり浸潤していない乳癌のことを『非浸潤癌』あるいは『上皮内癌』、『乳管内癌』と言い、この状態で発見して除術することができればほぼ100%治ることができます。


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ただし乳管は長く広く続いていますので、その中を長く広く乳癌細胞が進展していることがあり、これをすべて切除するためには、たとえ早期乳癌である乳管内癌といっても乳房切除術が必要な場合もあるのです。

乳癌の症状

...腫瘤 乳頭分泌 疼痛 乳頭陥没 乳頭びらん


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