他関連ページ







専門分野の薬剤師について

当院で活躍する専門分野の薬剤師について

●がん専門薬剤師
岡山県には2019年1月現在、日本医療薬学会認定のがん専門薬剤師が13名おり、そのうち5名が当院に在籍しています。薬剤師外来(サポート外来)や抗がん剤の調製、がん相談、服薬指導など、がん治療に関わる様々な業務を医師や看護師、その他医療スタッフと連携して行っています。

○CDTM(Collaborative Drug Therapy Management 共同薬物治療管理)
「医師と薬剤師が契約書を交わし、契約医師が許可する範囲内の医師業務を薬剤師が代理で行う」というもので、当院でも2014年4月から開始しています。抗がん剤治療による副作用確認のための検査を医師に代わって追加したり、副作用軽減のための薬の追加を医師に提案したりしています。

 

「当院はがん専門薬剤師の資格取得ができる県内でも数少ない病院のひとつです。がん専門薬剤師は現在4名おり、取得を目指している薬剤師も複数名います。当院の特徴としては、病院の規模が大きすぎないため他職種との連携が取りやすく、全国に先駆けて行っているサポート外来の実績から薬剤師が他のスタッフから信頼を得ている点が上げられています。専門薬剤師またそれを志す薬剤師も多いので、薬剤師間での議論も活発です。資格取得のための症例を提出する際にも、アドバイスを受けることが出来ました。がん専門薬剤師が行っているCDTM業務(共同薬物治療管理業務)は、専門薬剤師ならではの業務ですので、患者さんが治療で辛い思いをせず、よりよい治療ができるよう日々努めています。」

●緩和薬物療法認定薬剤師
日本緩和医療薬学会の認定制度があります。岡山県には2018年現在、緩和薬物療法認定薬剤師が12名おり、そのうち2名が当院に在籍しています。がん患者さんだけでなく家族の方々の心の支えとなるため医師や看護師など多くの医療スタッフとのチーム医療を行っています。

 

「私が緩和領域に興味を覚え初めた頃、緩和薬物療法学会が発足、認定薬剤師制度ができたので、資格取得を目指しました。薬剤管理指導業務の中で症例を集め、資格を取得して5年になります。活動としては、PCT(緩和ケアチーム:医師、緩和認定看護師、緩和認定薬剤師)のメンバーとして週1回病棟スタッフとディスカッションし、必要に応じて介入しています。チーム以外では、緩和ケア委員会の一員として、院内の緩和に関する取り決めなど様々な事項を協議しています。一人の薬剤師としても、専門的な職能を活かし患者さんの症状や刻々と変化する状態に合わせ薬剤選択や投与経路などを考え、患者さんの持つ様々な問題の解決、軽減を目指しています。」

 

●糖尿病療養指導士
日本糖尿病療養指導士認定機構の認定制度があります。薬剤師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士が取得できる認定資格です。患者さん向けの「糖尿病教室」の講師や、患者さんへの服薬指導を含め、医師や看護師、管理栄養士など多くの医療スタッフと連携してチーム医療を行っています。

 

「主に入院病棟において糖尿病患者の療養指導に従事しています。また、医師と協働して処方設計を行ったり、他職種に対して薬物療法に関する助言も行います。認定資格を取得するとその業務に専任の時間が与えられ、他職種からもよく頼りにされます。やりがいがありますよ!」

●リウマチ財団登録薬剤師
日本リウマチ財団の認定制度です。2018年1月現在、当院にはリウマチ財団登録薬剤師が4名在籍しています。リウマチ性疾患の治療が高度化していく中、専門的な知識と経験をもった薬剤師として、医師や看護師など、多くの医療スタッフとのチーム医療を行っています。

 

「リウマチ性疾患の患者さんは、病気と上手に向き合うために多種類のくすりを服用している場合が多いです。重複や漫然投与されているくすりはないか、患者さんにとってベストな剤形は何なのか等、患者さんの意向・思いに耳を傾け、リウマチ登録薬剤師として、リウマチ科医師、看護師等と連携・協働してよりよい医療が提供できるように活動しています。」

 

当院では、所定の条件に到達すると、専門職コースも選択できます。
規定された専門職コースには、がん専門薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師、感染制御認定薬剤師などがあります。
専門職コースを選択すると、専門薬剤師資格取得・更新に必要な研修会・学会等の参加が出張扱いで法人から補助されます。
現在、がん専門薬剤師2名、緩和薬物療法認定薬剤師1名、糖尿病療養指導士1名が、専門職コースを選択して専門分野の業務を行っています。