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前立腺がんの場合

腹腔鏡下前立腺全摘術 施設認定

前立腺がんに対する腹腔鏡下手術は認定施設のみで保険診療が認められています。
当院も、平成24年8月1日に認定を受けました。
岡山県では大学病院以外では県下で一番目の認定になりました。

 

腹腔鏡下前立腺全摘術(前立腺がん)

内視鏡を用いて前立腺、精嚢、精管をまとまりとして切除します。
その際前立腺の内側を通る尿道は切断されてしまうので、内視鏡下に膀胱と尿道の切断端を縫い合わせます。

前立腺がんの根治が期待できる最も有効な治療は、前立腺をすべて摘出することです。
前立腺の摘出手術は、「がんが前立腺内にとどまっている状態」の方に行います。

 

腹腔鏡下前立腺全摘手術とは

腹腔鏡下手術とは内視鏡で行う手術のことで、お腹を大きく切らずに

(1)小さな穴を5~6箇所開けて直径5~12mmの鉗子やカメラを体内に出し入れする筒を入れます。
(2)患者さんの足側に置かれたモニターを見ながら手術を行います。
(3)前立腺を摘出した後、切り離された尿道と膀胱を繋ぎ合わせます。

繋ぎ合わせた部分から尿が漏れないことを確認して、筒の穴を閉じます。
これで手術は終了です。
ここまで手術は約3~7時間です。

 

傷の治りが早く術後の痛みが少ないため術後の回復が早いことが特徴です。
また従来の手術に比べて出血が少なく、内視鏡で拡大して細かい手術操作を行えるため
丁寧に尿道を縫うことができます。また尿失禁や勃起障害の頻度も軽減するというメリットがあります。
手術翌日から歩行可能、食事摂取可能、標準的には術後5日程度、尿道に柔らかい管を留置します。
術後、良好に経過すれば7~14日間で退院でき、早期社会復帰が可能です。

前立腺の腹腔鏡下手術は日本泌尿器内視鏡学会認定の泌尿器腹腔鏡技術認定医により施行される必要があります。
当院の泌尿器科には5名の認定医が在籍しています。