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胚培養士業務

体外受精・顕微授精

運動精子が十分ある場合、体外受精(cIVF)を行います。精子が少ない場合や凍結保存された精子では顕微授精(ICSI)を行います。射出精液に精子がいない場合、精巣内より精子の回収を泌尿器科医と連携して行います。

当院ではPIEZO-ICSI法を採用しています。従来法に比べて、卵子に対してより優しく確実に受精させることができます。

胚培養

採卵により取り出された卵子・胚は培養液中で最大7日間培養器(インキュベーター)で発育させます。培養器内は温度やガス濃度が常に一定に維持され、母体環境を最大限に再現して卵子・胚の成長を促します。当院が使用している培養器は患者様の個別管理ができる独立型で、卵子・胚の取り違い防止にも一役買っています。

胚凍結

胚を-196℃の液体窒素タンク内で凍結保存します。妊娠に至らなかった場合や、2人目、3人目の子供が欲しいときなどに、凍結胚を融解し移植します。保存期間が長期間に及んでも胚の生命力を保持することができます。

 

アシステッドハッチング(AHA)

透明帯(卵子の殻)をレーザーで人為的に破ってハッチング(孵化)を促します。手技による胚へのダメージはなく、とても安全に行われます。透明帯が硬化した凍結胚に有効です。左写真はAHA直後の様子、右写真はAHA後18時間培養して胚がハッチングした様子です。

 

徹底したダブルチェック

全ての作業行程を常に二人一組で行い、精子や卵子の取り違え防止に取り組んでいます。1回の体外受精でダブルチェックを25回以上行い、それを詳細に記録しています。