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内視鏡手術センターについて

当院では、傷が小さく体に優しい内視鏡手術を各科積極的に施行しています。

婦人科腹腔鏡下手術は世界水準の高い技術を持ち、日本一の質と手術件数を自負しています。
国内で当院でしか行えない特殊で難易度の高い手術もあり、日本全国から手術を希望される患者さん
が受診されています。

消化器外科は胆石症、胃がん、大腸がん、ヘルニア等に、呼吸器外科は肺がん、自然気胸、
甲状腺がん等に、泌尿器科は腎がん、前立腺がん等の多く症例に施行しています。

内視鏡手術センターでは、各科それぞれが持つ内視鏡手術の知識や技術を集積し、相互の視点を加え、
より精度の高い技術を発展・育成することに取り組んでいます。
これにより、患者さんにやさしい治療がより大きく前進すると考えます。

トピックス

「腹腔鏡下子宮体がん根治手術」が 「健康保険適用」の手術になります

婦人科のがんで最も多い子宮がんのひとつ「子宮体がん」の手術である
「腹腔鏡下子宮体がん根治術」が平成26年4月より健康保険が適用されます。

最近、子宮体がんは、目立って増加しつつあります。
この理由は、主に食生活の欧米化によるものと思われます。

【従来の手術とくらべて】

本来子宮がんの手術は、非常に侵襲が大きい手術でした。
つまり、腹部に大きな切開創が必要であるため非常に痛みが強く
回復に時間を要し、起き上がれるまで、あるいは食事開始までに
長い時間がかかっていました。
他にも術後の癒着や腸閉塞など合併症が問題でした。
これは子宮がんが転移する可能性のある部位まで切除が必要となり、
広い範囲の摘出が必要となるからです。

腹腔鏡手術はこれら問題点を克服できる手術です!

腹腔鏡手術は、小さな5-10mmの孔数点から細長い器具で手術操作を行います。
カメラの映像を見ながらする手術で拡大したカメラ映像からより
精密な手術が可能になり、また骨盤深部にも届きやすい利点があります。

大きな傷は残りません。このため、痛みが非常に軽く、
出血が少なく輸血もほとんど要しません。
癒着による腸閉塞も激減し、手術翌日から食事歩行が可能となります。
従来の開腹術では考えられない回復です。

【再発について】

がんの手術は手術直後が楽であっても、
再発したり生存率がさがるようでは全く意味がありません。
再発を防ぐためには、完全な切除が必要となります。

腹腔鏡手術で子宮がんの手術を行う場合、
完全性に不安を持たれる方もおられます。
しかし私どもの実際の経験では、
正確な剝離や縫合など徹底的なトレーニングを積んだ上で
正確な技術を修得し腹腔鏡子宮体がん手術を行えば、
生存率は開腹術よりもむしろ良くなっております。

【当院での腹腔鏡下子宮体がん根治手術】

今後は、大腸がんの手術のように子宮体がん手術は、
腹腔鏡手術が主流となると考えられます。
しかし、この手術は高度の技術と多くの経験が必要です。
新しい医療技術導入に際し、術者の経験不足から手術のクオリテイーが
低下したり、事故が起こったりすることが危惧されます。

私ども倉敷成人病センターは1998年から腹腔鏡を子宮体がんに導入し
16年間にわたり続けてきました。
現在400例以上の腹腔鏡体がん手術300例以上の子宮頸がん手術を
経験しており、実際の生存率も開腹以上の成績を収めております。

厚生労働省から先進医療の実施施設として認定されました。
すでに倉敷成人病センターの技術は国内はもちろん海外でも
広く認められており、他施設からの多くの患者様が紹介されてきます。

【これから】

今までは自費治療のため患者さんに多大の経済的ご負担を
おかけしておりましたが、今回の健康保険適用により
より多くの患者さんに安心してより良い手術を受けていただけることになりました。
子宮がんでお悩みに方は、一度ご相談ください。

 

倉敷成人病センタ— 内視鏡手術センター長

                     安藤正明


腹腔鏡下前立腺全摘術 施設認定

前立腺がんに対する腹腔鏡下手術は認定施設のみで保険診療が認められています。
当院も8月1日に認定を受けました。
岡山県では大学病院以外では県下で一番目の認定になりました。