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 ■ 初期臨床研修プログラム紹介(概要)

研修プログラム
 名 称 : 初期臨床研修プログラム
臨床研修
  当院は基幹型臨床研修病院として、次の協力型病院・施設と研修病院群を形成します。
救急医療:倉敷中央病院、川崎医科大学附属病院、水島中央病院
地域医療:まび記念病院、むらかみ&とくながクリニック、つばさクリニック、八王寺内科クリニック
精神科:万成病院
特色
 

目指す専門領域に応じて、選択の自由度が高いプログラムを確保しつつ、厚労省の定める必修科:内科6ヶ月、救急部門3ヶ月、地域医療1ヶ月の他に、当院では外科(最低2ヶ月)、小児科(最低2ヶ月)、精神科(1ヶ月)を必修科目と位置付けています。
これは、厚労省が掲げる『医師臨床研修制度の基本理念』である「将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につけることのできるものでなければならない。」という考え方に則ったものです。
研修スタート時に、個々に2年間のスケジュールを組み立てますが、研修医の受け入れ総数が少ないため、研修が進んでいく段階での選択科の変更にも柔軟に対応することが可能となっています。
また、厚労省の定める到達目標をより具体化して研修医の皆さんに示し、自己分析や振り返りを中心とした自己省察を促すことで、個々に合った研修をしながらも、限られた研修期間で臨床力をしっか身につけることを目指します。
研修内容に関しては、プライマリケアの基本的な診療能力、修得を目標としています。
当院の特徴である緊密な各科の連携を活かし、効率的でより高度の診療能力も備わるように柔軟なプログラムの選択も可能です。
また、専門医取得を目指す研修医には、その領域のより高い診療能力獲得も可能です。

スケジュール(モデル)
 
 
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1年次
オリエン
テーション
内科 救急 小児科
 
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 2 
 3 
2年次 外科 地域 精神科 選択希望科
 ※ 厚生労働省の定める必修科(内科、救急、地域医療)に加え、選択必修科目のうち外科・小児科・精神科を当院での必修科と設定
2年次8月以降は、各自の選択希望科を研修する(地域医療、内科、救急、外科、小児科、麻酔科、産婦人科、泌尿器科、整形外科、放射線科、眼科、皮膚科、精神科)
2年次後半に厚労省指定の必修到達項目、必修レポートが未達成の場合は、個々人ごとに必要な期間を補習期間として設定する
海外関連施設視察
  当院は、ロンドン、シンガポール、上海に関連クリニックがあります。
必修科および必修選択科の研修の一環として、当院の関連クリニックがあるシンガポール、上海、ロンドンのいずれかへの視察を予定しています。
海外関連施設視察

 2年間の研修も終わりに近づいた2月中旬の6日間、シンガポールJGH(Japan Green Hospital)に行かせて頂いた。シンガポールに在住する日本人は多く、2万人と言われている。その中には日本語しか話せない駐在員の家族なども含まれ、病気や健康管理に不安を抱いている人が多数いらっしゃる。
 シンガポールJGHはその様な人達に対して、日本と同等の医療を提供することを目的に造られた医療施設である。病気になった時、文化も言語も違う国で自分の状態を伝えきることはとても難しい。国際社会において、海外勤務の日本人は多く、日本語で受診できる日本人スタッフによる医療施設は、大変重要な役割を果たしているのだと実感した。 シンガポールJGH研修で得たものは測り知れない。海外と日本との医療情勢の違いのみならず、中華系、マレー系、インド系からなる複合民族国家において、「違う」ことを当然のことと受け止め、「互いに理解し合おう」と歩み寄る気持ちに触れ、他者を思いやることの大切さも学んだ。一医療人としてだけではなく、一社会人としても大きな視野を持つ貴重な経験となった。

指導体制
 

原則として研修医1名に対し、各科の指導医1名が中心となって指導を行います。指導は各科で定められた研修要項に沿って進められます(詳細は別紙「評価項目」を参照)。月2回研修医対象のセミナーが開催され、院内・院外講師(医師、コメディカルスタッフ、マナー講師等)が各科のプライマリケアをはじめ、医師として社会人としての必要事項を指導します。月3回の副当直では当直医のもとで時間外の外来患者の診察・対応を学びます。定期的な院内外での発表(症例報告など)を通じてプレゼンテーション方法を身につけます。

また、当院の特色の一つとしてメンター制度というシステムがあります。これは直接の指導医ではなく、臨床研修支援センターに所属する医師(平成23年5月現在4名)がメンター(いわゆる研修中のあらゆる面に関する相談係)となり、研修の到達状況を研修医当人や指導医に確認することで研修内容の軌道修正を適宜行うシステムです。
これらの指導体制は、個々人に合ったきめ細かい研修が可能になると同時に、2年後には必ず一定レベル以上の研修効果が得られることを念頭に置いています。

 先輩研修医からの病院紹介と、この病院を選んだ理由

 

「Q. あなたはマッチングで何を基準に病院を選びますか?」

全国には多数の病院があり、病床数、医師数、標榜科の偏りなど、それぞれに特徴があります。
私は、初期研修では「一人の患者さんを科の隔たりなど関係なく入院から退院までトータルに診る」ことに重点をおいて、病院見学に勤しみました。

成人病センターは、269床の中規模病院で、研修医の採用人数も一学年3人と少ないですが、当院ならではのメリットが多々あります。まず、
(1) 病床数に比し、症例数、内容が豊富であること
(2) 研修医の数が少ないため、院長先生をはじめ全科の先生方が常に気にかけて下さり、回っている科に関係なく指導して頂けること
(3) 指導医の見守りの下、安全にそして安心して手技を多くさせていただけること
(4) そして最大のメリットは、各科の垣根がなく、すぐに他科の先生方にコンサルトできることです。


これぞ、私が最も大事にしたいと思っていることでした。
医局の中では、日常的な会話のように、気負うことなく患者さんについての多角的なディスカッションがなされています。「多」科の先生方から指導を頂けることで、疾患の理解がより一層深まることは言うまでもありません。 また、当院は指導医の先生方だけでなく、看護師さん、技師さん等、他部署の方も大変親切に様々なことを教えてくださいます。

病院の雰囲気というのもとても大切なものです。是非一度、足を運んで頂いて、「アットホーム」な雰囲気を体感してみてください。