透析センターのご紹介 ~倉敷成人病センターニュース No.37(2015年5月)

梅川康弘当院の透析センターの歴史は古く昭和48年(1973年)10月にベッド数2床で透析業務が開始されました。以後、昭和53年に5床、昭和63年に9床と徐々に増床され、平成6年には現在の南棟(旧C棟)3階に移転し、ベッド数も16床(15床+感染症もしくは重症患者用個室1床)に増床され現在に至っています。

主に末期慢性腎不全に対する血液透析(HDおよびHDF)を行っていますが、急性期病院として院内発症の急性腎不全に対しても各種血液浄化療法を行なっています。また、敗血症性ショックに対するエンドトキシン吸着療法や重症潰瘍性大腸炎に対する顆粒球除去療法も行っています。

平成24年には、日本透析医学会認定施設である川崎医科大学付属病院から教育関連病院として指定を受けました。

現在の診療体制は、医師は吉永泰彦副院長と私を中心に常勤内科医師5名(金城葉子、妹尾智、武田尚一郎)が分担して診療しています。
妹尾智医師と武田尚一郎医師は本年4月に当院に赴任しました。
休日・祝日の透析日には泌尿器科医の応援ももらっています。
透析専門医である川崎医科大学腎臓内科の桑原篤憲医師および加藤医院の加藤博孝先医師がパート医としてご指導くださっています。

一時実施できなくなっていましたシャント造設術は、数年前から整形外科の吉原由樹医師が担当してくれるようになりましたので、一連の透析導入が自院でできるようになりました。

他のメディカルスタッフは看護師5名、ME4名、クラーク1名、看護助手1名で、安全で良質な透析医療を提供するためより良いチーム医療を目指し日々取り組んでいます。

糖尿病を合併した透析患者さんも多く、糖尿病療養指導士を中心とした看護師によるフットチェックおよびフットケアを行い、末梢動脈疾患などの足合併症の早期発見にも努めています。また、管理栄養士がチームの一員として栄養指導を行っています。

“一人ひとりにやさしく最良の医療を”行うために、スタッフ一同一層精進してまいります。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 

副院長 梅川康弘
倉敷成人病センターニュース No.37(2015年5月)