患者さん・ご家族の安全対策15カ条

医療の主役は、患者さん自身です。
病気を治療するためには、医師や看護師が一方的に診察したりお世話したりするのではなく、
患者さんご自身が自分の気持ちを明確に伝えられ、また要望を述べられて、
より良い環境のもとで共に治療を進めていくことが大切です。

当院では、より安全で適切な医療を提供するために、
また患者さんやそのご家族との信頼関係を構築するために、以下のような取り組みを行っています。
何卒、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

第1条わからないことがあっても、そのままにしない  質問事項をあらかじめ紙に書いておく

■診断・検査・治療などでわからないことは、医師または看護師にお聞きください。

■質問したいことをあらかじめ紙に書いておくと便利です。医師に渡してくださっても結構です。

■医師の説明で不明な点や納得できないことなどがありましたら、遠慮なく医師や看護師にお申し出ください。
再度、ご説明する機会を設けます。

 

第2条:できれば二人以上で説明を聞く

■医師からの説明は、できれば患者さんお一人ではなくご家族とご一緒にお聞きください。
なお、ご家族が別々の時間に来院され、医師が各々説明することは、原則対応しておりませんので
あらかじめご承知ください。

■担当医からまとまった説明を聞きたいときは、ご希望の日時を看護師にお申し出ください。
担当医に連絡し、説明日時の予約(アポイントメント)をお取りいたします。

■人体の構造や働きは非常に複雑です。疾患によっては写真・図・絵などでの説明をさせていただくことも
あります。また、複写になっている説明書にわかりやすい図を書いて説明させていただき、
一部をお渡しすることも可能です。

 

第3条:意思表示は明確にしておく

■救命医療が最優先されます。その中で患者さんご自身の意思表示が明確かつ有効な場合は、
その意思を尊重いたします。患者さんご本人の意思表示が不明のときは、ご家族のご希望をお伺いいたします。

■輸血に関するご希望、宗教的なこと、ドナーカード、人工呼吸器の使用など、
意思表示のある場合はその旨を明確にお申し出ください。

 

第4条:セカンドオピニオン

■通院中またはご入院中に「主治医の説明だけでなく、他医療機関の医師の意見も聞いてみたい」と
お考えになった時は、主治医または看護師にお申し出ください。紹介状(診療情報提供書)を作成します。
また、場合によってはレントゲンフィルムなどの貸し出しも可能です。

 

第5条:かかりつけ医との協力

■かかりつけ医がいらっしゃる時は、お教えください。かかりつけ医に今までの治療経過や処方内容等を
お聞きすることもあります。

 

第6条:薬に関して

■普段から服用されていますお薬や薬剤アレルギーがあれば、あらかじめお申し出ください。

■薬を受け取る時に、処方された薬に間違いがないかを薬剤師または看護師と一緒にご確認ください。

■点滴・注射や内服を始めた後に、体調の変化などがありましたら詳細にお伝えください。

 

第7条:患者さん氏名の誤認、点滴や投薬の誤り、左右の誤りを防ぐ
手術・検査・輸血などの事故を防ぐ

■全ての入院患者さんにネームバンドをご着用いただきます。

■点滴や注射に書かれた患者さんのお名前を看護師と一緒にご確認ください。

■採血時、検体容器に記入されています患者さんのお名前を看護師と一緒にご確認ください。

■検査前に、患者さんご本人確認と検査にあたっての問題点などをお伺いいたしますので、ご協力ください。

■輸血のときは、ご自分の血液型・氏名をできるかぎりご確認ください。輸血の前後に体調不良などがあれば、
医師や看護師にお話しください。

 

第8条:転倒・転落などの危険防止

■患者さんの状態・疾患によっては、転倒・転落の危険が生じることもあります。危険が予想され、
付添などご家族の協力をお願いすることがあります。必要に応じてベッド・椅子の工夫、薬剤投与、抑制などの
危険防止対策を主治医または各診療科の責任において行います。

■ふらつきの原因になりますので、眠剤の内服は出来るかぎりお控えください。

 

第9条:他科受診の希望

■院内の他の診療科受診をご希望の場合は、医師や看護師にお申し出ください。必要性や緊急性を考慮し、
主治医が他科受診依頼を行います。ご退院後に他科の受診をしていただくこともあります。

 

第10条:院内感染防止

■医療従事者は院内の感染防止対策マニュアルに従い医療行為をしています。病院内には色々な病原菌をもった
患者さんがご入院されています。重症患者、抵抗力の弱い患者さんは、感染しやすい状態になっています。

■感染防止のため、大勢での面会や小さなお子様連れ、ペット同伴での面会はご遠慮ください。
乳児同伴での面会は原則としてご遠慮ください。

■感染症(風邪症状、流行性胃腸炎(嘔吐・下痢など)、麻しん、風疹など)の治療中やその疑いのある方は、
面会をご遠慮ください。

■病室によっては、手の消毒などご家族にもご協力をお願いすることがあります。
方法は看護師がご説明いたします。

 

第11条:面会時間

■当院は、原則として面会時間の制限はございません。ただし、21時以降に来院される場合には、
夜間入口でご記名願います。

 

第12条:患者さん相談窓口と総合相談室

■入院及び外来で「不明・不安・不満なことがあって、相談にのって欲しい」という要望などがございましたら、
センター1階フロント総合相談にてお話しをお受けいたします。

■総合相談室では、医療ソーシャルワーカー(MSW)が社会福祉制度、経済的な問題、意思表示の問題、
また、他の医療機関への紹介などについて、相談援助をさせていただきます。

 

第13条:病院へのご意見

■患者さん相談窓口や総合相談室のほか、入院患者さんにはアンケート用紙にてご意見などをいただいておりま
す。また外来患者さんにはご意見箱を設置しております。病院や職員に対するご意見や提案・要望などがござい
ましたら、同用紙にご記入の上、ご意見箱にお入れください。

〔ご意見箱設置場所〕
・ クリニック1階 ・ センター1階 ・ 南館1階

 

第14条:食品の衛生管理

■お食事の前には、必ず手を洗いましょう。

■お部屋にお届けしましたお食事は、できるだけ早めにお召しあがりください。

■要冷蔵の食品は、長時間室温に放置せず、お部屋に完備している冷蔵庫で保存しましょう。

 

第15条:その他

■当センター内に貴重品はできるだけ持ち込まないよう、お願いいたします。

■当センター内で不審者をみかけられましたら、最寄りの病院職員にお声掛けください。

■当センターは、敷地内禁煙となっております。また、飲酒は出来ません。

■治療の意に反して上記行為を継続されるような場合、また、万一、病院職員が患者さんやご家族の方から
暴力・暴言・いわゆるセクハラなどを受けるような場合がございましたら、当センターの規程により然るべき
対処・対応をさせていただきます。

■感染性廃棄物処理室、医療業務専用エレベーター等、当センターの関係者以外立ち入り禁止の区域が
ございますので、ご了承ください。

 

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