傷がより小さく 痛みもより少なく
 術後の回復もより早く


内視鏡手術(腹腔鏡手術を含めて)の恩恵を
 出来るだけ多くの患者さんに

 

内視鏡手術センター


消化器内科
消化器外科
泌尿器科
婦人科
整形外科


倉敷成人病センター



内科
外科
泌尿器科
婦人科
整形外科

ご挨拶

 当院では、傷が小さく体に優しい内視鏡手術を各科積極的に施行しています。

 婦人科腹腔鏡下手術は世界水準の高い技術を持ち、日本一の質と手術件数を自負しております。国内で当院でしか行えない特殊で難易度の高い手術もあり、日本全国から手術を希望される患者さんが受診されています。

 消化器外科は胆石症、胃がん、大腸がん、ヘルニア等に、呼吸器外科は肺がん、自然気胸、甲状腺がん等に、泌尿器科は腎がん、前立腺がん等の多く症例に施行しています。

 内視鏡手術センターでは、各科それぞれが持つ内視鏡手術ノウハウを集積し、相互の視点を加え、より精度の高い技術を発展・育成することに取りくんでいます。これにより、患者さんにやさしい治療がより大きく前進すると考えます。

婦人科部長   安藤 正明

安藤医師 1980年より30年以上医業に携わり、これまで多くの患者の皆様に向き合ってまいりました。私の実績としては、難症例も含めた18,000症例を超える手術執刀経験、国内トップクラスの腹腔鏡下手術の症例数があります。
 現在でも婦人科では多くの手術、特に困難な手術は開腹で行われております。私どもは少しでも体への負担が少なく療養期間の短い手術にしようと考え1980年から膣式手術を導入、また更なる低侵襲化を目ざし1997年から腹腔鏡手術を導入致しました。
 少しでも手術による体への負担を減らすため日々手術の改良にも努めております。
安全性を確保するとともに常に先進的技術を取り入れており、世界でもトップレベルの技術であると自負しております。実際に海外や国内の大学病院で困難症例の手術を依頼され行っております。
 多くの病院で避けたがる直腸子宮内膜症や尿路子宮内膜症、また大型の子宮筋腫や多発筋腫などの困難例もほとんど腹腔鏡下に手術を行っており、全国の病院から紹介があります。
 また、子宮頸がん・子宮体がん手術など本来体へのダメージが非常に大きな婦人科癌手術の低侵襲化も重要な課題です。外科領域ではすでに大腸癌の腹腔鏡手術は標準治療となっていますが、日本では婦人科癌の腹腔鏡手術がその手技の困難性や保険収載されていないなどの問題から欧米やアジア諸国にも比べ大変遅れを撮っているのが現状なのです。
 私は1998年から子宮頸癌・子宮体癌の腹腔鏡手術に取り組み、すでに14年が経過しその術後の生存率は開腹手術と同等以上の成果をあげていいます。術後の痛みが少なく、出血が少なく輸血例もほとんど無く、腸閉塞などの合併症激減しています。回復が極めて早いため早期の社会復帰が可能となります。
 子宮頸癌では、子宮温存希望の強い女性に対し2001年に国内初の腹腔鏡による広汎子宮頚部切除術(子宮温存手術)が成功し、以後55例にこの術式を行い10例の出産例がでています。生存率も広汎子宮全摘術と同等です。
 現在さらなる低侵襲化を目指して、傷の大きさや数を減らす細径腹腔鏡下手術も実施しています。特に子宮頸癌では5mmを2ヵ所と2mmを2ヵ所の計4ヵ所で腹腔鏡下広汎子宮全摘術を行っており、術創は世界最小かつ最少です。
 これらの当院の治療内容は国内また海外からも高い評価を受けており、過去15の国際学会で学会賞を受けています。難しい病状であっても可能な限り、患者さんに負担が少なく安全・確実に手術が行える方法をご提供できるよう日々医療技術の深耕・研鑽を行っています。一人でも多くの患者さんのお役に立てるよう、またこの技術を広く広めることを私の使命として、今後も手術実績を増やし、幅広い症例に 対応できるよう努めていきます。子宮癌で大きな開腹創に不安をお持ちの患者さん、早期社会復帰が必要な方、低侵襲な手術法に関するセカンドオピニオンを求めていらっしゃる患者さん、一度ご相談ください。一人でも多くの方の力になれたら幸いです。

消化器内視鏡外科部長   中山文夫

中山医師2008年に赴任しました。消化器の腹腔鏡手術を担当します。
消化器の腹腔鏡手術は胆石症の手術から始まりました。現在では胆石症の手術の95%以上が腹腔鏡手術となっています。
悪性腫瘍もしだいに適応がひろがってきています。
胃癌に対しては、早期胃癌に対する幽門側胃切除術が、腹腔鏡手術のいい適応です。
大腸癌に対しては、早期大腸癌のみならず進行大腸癌でも開腹手術と腹腔鏡手術で予後が変わらないというエビデンス(証拠)が出ています。
腹腔鏡手術は、傷が小さく、痛みも少なく、術後の回復が早い患者さんに優しい手術です。消化器癌の根治性に関しても、症例を選べば開腹術と変わらないというエビデンスもあります。
胆石症のみならず、悪性腫瘍に対しても有効性のエビデンスのある症例には積極的に腹腔鏡手術を施行しています。

泌尿器科部長   山本康雄

中山医師当科では、副腎腫瘍、腎腫瘍(腎がん)、腎盂がん、尿管がんの手術の90%以上を鏡視下手術(腹腔鏡手術、後腹膜鏡手術)で行っています。また平成24年度より前立腺がんにも鏡視下手術を採用いたしております。

主に比較的早期のがんに対して行っておりますが、小さな傷で、痛みも少なく、従来の開腹術に比べて、がんに対する治療効果が劣ることもなく、お勧めできる手術法です。

内視鏡手術研修室

安藤医師研修医、若手のDrのために内視鏡外科研修室があります。各科の内視鏡手術のビデオを見ることができます。また腹腔内操作のデモ器により剥離吻合の練習ができます。活用すれば腹腔鏡手術のイメージをもって手術見学をすることができます。

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