調剤

患者さんに安心して薬物治療を受けていただけるように、処方内容とカルテを照合し、正確な調剤を心掛けています。

〈1〉内服薬・外用薬の調剤

薬剤科 調剤(1)

院外処方せん発行率は約35%で、入院と外来を合わせて毎日約500枚の院内処方せん調剤を行っています。
正確な調剤となるよう1枚の処方せん調剤が完成するまでに3名の薬剤師が関与しています。


〈2〉注射薬の調剤

薬剤科 1日の流れAM

入院患者さんへ投与する注射薬は投与方法や投与量だけでなく、併用する他の薬品との配合変化(混ぜ合わせた際の不具合)や相互作用の有無などをチェックし、慎重に一人分ずつ調剤しています。

〈3〉注射薬の無菌混合調製

薬剤科 調剤(3)

中心静脈栄養剤や抗がん剤などの注射剤を清潔に混合(混ぜ合わせる)するために、無菌室のクリーンベンチや安全キャビネットなどの無菌環境下で調製しています。

〈4〉院内製剤

治療上必要でも市販されていない薬や、使用に際して適当な剤形が発売されていない場合があります。院内倫理委員会や薬事委員会の承認を得て、薬剤師が必要に応じて消毒薬、点眼薬、軟膏、膣坐剤、手術用染色剤などの調製を行っています。