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薬剤科

「研修施設」に認定されています

2021/05/29

①日本医療薬学会の「がん専門薬剤師研修施設」として認定されています

1.がん専門薬剤師とは?

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がん専門薬剤師とは、日本医療薬学会が認定する資格の一つです。また、がん専門薬剤師は薬剤師としては唯一医療法上広告が可能な専門性に関する資格として認められています。
現在、さまざまな抗がん剤が続々と開発され、がん治療がますます高度化していく中で、高度な専門知識をもった医師、薬剤師、看護師などのチーム医療が非常に重要になります。
がん専門薬剤師の役割は、複雑化する治療を進める上で、患者さんが安全に薬物治療を行うようにサポートすることです。抗がん剤の特徴を理解した上で、レジメンの管理、至適投与量、投与間隔、検査値のチェックや副作用の発現状況のモニタリングなど、専門家として大変重要な役割を担っています。

2.がん専門薬剤師になるためには?

薬剤師として5年以上の実務経験を有すること、 がん専門薬剤師研修施設においてがん薬物療法に関する5年以上の研修歴を有すること、 がん患者さんへの薬学的介入実績50症例を行うこと、 がん専門薬剤師認定試験に合格すること、など上記以外にもさまざまな条件があります。

3.がん専門薬剤師はどこの病院でもとれますか?

いいえ。条件を満たした病院でのみ研修を受けることができます。岡山県内でも限られた施設のみが認定されており、当院はそのうちの一つに該当します。

②日本緩和医療薬学会の「緩和医療専門薬剤師研修施設」として認定されています。

1.緩和薬物療法認定薬剤師・緩和医療専門薬剤師とは?

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緩和薬物療法認定薬剤師・緩和医療専門薬剤師とは、日本緩和医療薬学会が認定する資格の一つです。
緩和ケアとは、痛みやその他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し和らげる医療です。緩和ケアの目的は生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを向上させることです。
緩和薬物療法専門薬剤師は、緩和ケアを受ける患者さんが抱えている様々な精神的・身体的苦痛を軽減するために薬物学的見地からアプローチする役割を担います。患者さんが苦痛だと訴える言葉をあるがままに受け取り、画像や血液検査などの客観的データと照合しながら、適切な薬物治療の提案を設計します。開始された薬物の効果が得られているか、副作用の出現が無いかについても適宜確認し、あらゆる苦痛を最大限和らげるよう努めます。

2.緩和薬物療法認定薬剤師・緩和医療専門薬剤師になるためには?

緩和薬物療法認定薬剤師になるためには、薬剤師として5年以上の実務経験を有すること、3年以上緩和医療に従事していること、30症例のレポート報告を行うこと、等上記以外にもさまざまな条件があります。さらに緩和医療専門薬剤師は、緩和薬物療法認定薬剤師として研鑽を積むことで取得することが可能です。

3.緩和医療専門薬剤師はどこの病院でもとれますか?

いいえ。条件を満たした病院でのみ研修を受けることができます。

③日本医療薬学会の「地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(基幹施設)」として認定されています。

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地域薬学ケア専門薬剤師制度は、地域医療に必要となる広範な薬物療法に一定水準以上の実力を有し、地域医療・介護等の現場において活躍できる薬局薬剤師を育成する目的で発足しました。
地域薬学ケア専門薬剤師は、薬物療法の妥当性を評価し、最適な薬物療法となるようプランを提案するという高度な臨床能力が求められるため、教育指導を行う研修施設が重要となります。岡山県内でも限られた施設のみが認定されており、当院はそのうちの一つに該当します。