
妊娠する力「妊孕能」は一度失ったら戻ってこない
妊娠するためには、女性には子宮・卵巣および卵子が、男性には精巣および精子が必要です。つまり、女性にとっての妊孕能とは、赤ちゃんが生まれるまでのあいだ育まれる場所としての子宮、妊娠に必要な卵子が保存される場所としての卵巣が機能している状態を指します。
妊孕能は、かけがえのないものです。
なぜならば、子宮・卵巣そのものは、現在の医学をもってしても代替することができず、一度失ってしまうと取り戻すことは非常に困難なものだからです。
妊娠する力そのものといえる子宮や卵巣を失ってしまうことは、つまり、妊孕能を手放してしまうということなのです。
【監修】安藤 正明 先生 (倉敷成人病センター理事長、日本産科婦人科内視鏡学会 常務理事)