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薬剤科

子どもへの坐薬の使い方

2017/08/30 コラム

子供への坐薬の使い方
  1. 1個ずつ切り離し、上端の割れ目から裂いて、中身をとりだしてください。
  2. お子様は、仰向けに寝転ばせてから、坐薬の太いほうから、肛門内に深く挿入してください。
    挿入した後は足を元の状態に戻すと自然と奥まで入ります。
    出てくるかも、と心配でしたらしばらく手で押さえておきます。

☆ワンポイントアドバイス☆

赤ちゃんに坐薬を使用する場合、以下を参考にしてみてください♪

(1)お尻を出しておく。のちのち焦らないで済みます。
(2)指示された大きさにカットする。
(3)包装をはがして薬を出す。
(4)坐薬に水またはオリーブオイルをつけて滑りやすくする。
(指先に水をつけて坐薬の先をチョンチョンと濡らしてもOK)
(5)足を押さえ、薬の先の尖った方からおしりの穴にしっかり押し込む。
(6)入れたらしばらくティッシュで押さえておく。
(7)解熱剤の場合は、30分ほどしたら体温を測り、効き目を確かめる。

☆解熱剤の坐薬をご使用する際には、以下の点に注意してください☆

●38.5℃以上で使用してください。
※熱が高くてもよく眠っている時や元気がある時は無理に使う必要はありません。
6~8時間あけて使ってください。
●坐薬を使っても効果がなくやむなく追加する時は、最低2時間はあけて前回の半量を使うようにしてください。
熱さましの頓服薬を飲んでから熱が下がらない場合も、2時間くらいは坐薬を使わず様子をみてください。
●排便の際に坐薬が一緒に出てきてしまうのを防ぐために、坐薬を使用する前はできるだけ排便後に入れてください。
●坐薬を下記のように切断して使用してください。また、切断後の残りは廃棄してください。

座薬

☆ワンポイントアドバイス☆

坐薬は包装のままハサミで切ると切りやすいので試してみてください♪

暖房器具のそばなど温度の高いところを避け、できるだけ湿度が少なく、直射日光のあたらない涼しい場所に置いてください。冷蔵庫での保管が無難でしょう。

※冷蔵庫から出してすぐ使うと、刺激が強く、便意を催したり、切るときに割れてしまうことがあるので 数分間室温に戻したり、手で暖めたりしてから使用してください。

誤って口にしてしまわないよう、お子様の手の届かないところに保管してください。

※薬は医師の指示に従ってご使用ください。
※解熱剤だけでなく、吐き気止めの坐薬などに関しても上記同様の使用法で構いませんが、使用の間隔に多少違いがありますので、ご使用時に空けなければならない時間間隔や一日何回程度使用してよいのか、などはお尋ねください。

☆Q&A☆

坐薬挿入後、すぐに薬が出てきてしまいました。どうしたら良いですか?
入れてすぐ、まだ坐薬が指で持てる状態のときはそのまま入れ直してください。
入れてから10分以上経過して排便などにより出てきてしまった場合、すでに吸収された分がかなりあります。
新しく追加はせずに1時間くらい様子を見ましょう。
二種類の坐薬をもらいました。どちらから使用したら良いですか?
緊急を要するものを先に使用するのが原則です。
(医師から指示を受けている場合は医師の指示に従ってください)

例) 熱性けいれん薬(商品名:ダイアップ坐剤)と解熱鎮痛剤(商品名:アルピニー坐剤)では、ダイアップ坐剤を先に使用し、30分以上間隔を空けてからアルピニー坐剤を使用します。

また、吐き気止め(商品名:ナウゼリン坐剤)と解熱鎮痛剤(商品名:アルピニー坐剤)では、ナウゼリン坐剤の効果が弱まらないようにナウゼリン坐剤使用後30分以上間隔を空けてからアルピニー坐剤を使用してください。