vol.5
2024/06/01
目に関する「ことわざ&慣用句」色々
目にまつわる「ことわざ」や「慣用句」を皆さんどれくらいご存じでしょうか。
調べるだけでは面白くないので、調べたことわざを童話2作品に盛り込んでみました。
「目に入れても痛くない」ほどかわいい赤ずきんちゃん

「目が覚めるような」 真っ赤な頭巾をかぶった女の子がお母さんに頼まれて、 「目と鼻の先」 にあるおばあさんの家へおつかいに行きました。
その途中、 おおかみに騙されて森の中のお花に「目を奪われて」 しまいました。赤ずきんの「目を盗んで」おおかみは、おばあさんを食べに行き、やがてやってきた赤ずきんも食べられてしまいました。
赤ずきんは言いつけを守らなかったから「酷い目に遭った」と反省しました。
おむすびころりん

ある日、おじいさんはおむすびをもって山へ行き、おむすびを穴へ落としてしまいました。
おむすび追いかけねずみの国へたどりつき、「目を奪われる」 ほど輝く小判のお土産をもらいました。
それを知ったよくばりじいさんは「目の色を変えて」ねずみの国へ行きましたが、うまくいかず「目の前が真っ暗」になりました。
ことわざや慣用句を文章に使うと言葉に深みが増すように感じます。 私も医療者として深みが増すように精進していきたいと思っています。