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Department病棟「看護部」

「目が見えない」ということは生活を一変させてしまい、患者さんやご家族にとって、とても不安なことです。アイセンターに入院している間、患者さんと一緒にこの不安を解消していくことが私たちの役割です。そのためには、入院される患者さんの病気や、手術の内容、硝子体術後の体位制限などについてもよく理解しなければなりません。私たちはプロの眼科医療スタッフとして、安心・安全な医療・看護を提供できるように心がけ、対応してまいります。入院中には、様々な思いや苦痛が生じることもあると思います。そういう気持ちを受け止め、理解し、支えていくという姿勢を大切にした看護に取り組んでいきます。
病棟内の施設では、見え方に不自由のある患者さんの『生活の質』を支えるためにできることを考え、患者さんにとって療養しやすいことを考えました。病院の冷たい雰囲気をできるだけ無くして、自宅でくつろいで過ごすかのような感覚に近くなるよう配慮いたしました。お部屋は、窓から外の日差しが優しく取り入れられ、明るい落ち着いた雰囲気の自宅の一室をイメージしました。時に術後の制限で顔を下に向けた状態でもお部屋がわかるように工夫もしました。また、毎朝の病棟診察までの間をゆっくり過ごしていただき、日中に気分転換や疾患の説明ビデオなどの鑑賞もできるようにフォレストラウンジと称した空間も設けました。入院中に少しでも明るい気持ちで快適に過ごしていただけることを願っています。
いつでもスタッフへお声かけください。