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乳がんとは

乳がんは欧米先進国のほとんどの国で、女性のがん罹患率・死亡率の第一位を占めています。

日本では欧米にくらべると1/4~1/5と少なかったのですが、現在急速に増加して、1990年には年間2万3千人でしたが、2000年には3万人を超え、胃がんを抜いて女性のがん罹患率の第一位になりました。

 

乳がんのリスク要因

乳がんの発生、増殖には、性ホルモンであるエストロゲンが重要な働きをしています。
これまでに確立されたリスク要因の中には、体内のエストロゲンレベルに影響を与えるようなものがほとんどです。

生理・生殖要因としては、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がないことがリスク要因とされています。

また、閉経後の肥満は確立したリスク要因ですが、閉経前乳がんについては、逆に肥満者でリスクが低くなることがほぼ確実とされています。

飲酒習慣により、乳がんのリスクが高くなる可能性があるとされ、また、閉経後の女性では運動による乳がんリスク減少はほぼ確実とされています。

その他の食事、栄養素に関しては、野菜、果物、イソフラボン等が注目されているものの、十分に根拠がそろっているものはまだありません。

その他、一親等の乳がんの家族歴、良性乳腺疾患の既往、マンモグラフィ上の高密度所見、乳がんの確立したリスク要因とされています。

 

乳がんの症状

1)乳房のしこり

乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深く触るとわかるしこりになります。
しかし、しこりがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。
 

2)乳房のえくぼなど皮膚の変化

乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤く腫れたりします。

【当院の特徴】

乳腺外科では乳がんの診断から治療までスムースに行えるよう心がけ体制を整えています。

【1】

受診

自覚症状のある方は、予約センターにて乳腺外科の予約後受診していただきます
(当日受診も対応可能です)。

また、無症状ではあるが検診で異常を指摘された方も、地域連携室にて予約後受診していただきます。

※倉敷成人病健診センターでの検診で異常を指摘された方は優先的に受診できるよう配慮しています。

【2】

診断

病状に応じて、視触診の検査以外に、マンモグラフィ、乳腺エコーを当日行い、異状があれば穿刺吸引細胞診、針生検など病理学的検査も行います。

また、特殊検査として、最近増加している石灰化病変に対して組織を採取するST-マンモトームも施行できます。

その他、乳腺に対するMRI、乳管造影など適宜行います。

【3】

手術

乳がんは一日でも早く手術をしなければならない病気ではありませんが、患者さんの精神的負担も考慮し、早期に手術ができるようにしています。

手術は、乳房温存手術を多く施行しています。

センチネルリンパ節生検は、色素法+ラジオアイソトープ法を併用し精度を向上しています。
また、術中迅速病理検査を行っており、その結果により術式の変更が可能です。

【4】

薬物療法

病状に応じ、ホルモン療法、抗がん剤療法を行います。
抗がん剤療法は、患者さんのメリットを考慮し、できるだけ外来化学療法室で施行します。

【5】

リンパ浮腫

乳がん術後に生じる上肢のリンパ浮腫に対しては専門の理学療法士が細かく対応しています。

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