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リウマチ科
   
 
  スタッフ

宮脇 昌二(学術顧問)
吉永 泰彦
西山 進
相田 哲史
大橋 敬司
 
 
  外来診療

 診察担当表
 
 
  概要

リウマチ膠原病センターは平成元年度に開設され、多くの患者さんの治療に当たっております。すでに日本リウマチ学会の教育施設に認定されておりましたが、平成9年度に厚労省よりリウマチ科の標榜が正式に認可されました。
 
 
  特色

膠原病には関節リウマチ(リウマチ)、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、皮膚/多発筋炎、混合性結合組織病(MCTD)、結節性多発動脈炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病など多数の病気が存在します。その多くは厚労省の特定疾患(難病)に指定されていますが、診断法や治療法が進歩した今日、早く専門医の診察を受け、早期に治療すれば、決して恐れることのない病気となっています。
 当センターでは4名の日本リウマチ学会の指導医(宮脇昌二学術顧問、吉永泰彦センター長、西山進部長、相田哲史医長)が専任医師として、約2000人の膠原病患者さんの診療に当たっています。
  
 
  トピックス
吉永医師が「Best Doctors」に選ばれました

ベストドクターズ社(Best Doctors,Inc : 本社ボストン)から、専門医同士の評価によって選ばれる「Best Doctors in Japan 2010-2011」に選ばれました。

「Best Doctors」とは、医師に「もし、あなたやあなたの家族が、あなたの専門分野の病気にかかった場合、どの医師に治療をお願いしますか?」という、ベストドクターズ社によるアンケートで調査を行ない、その中で治療能力、研究結果、最新医療情報への精通度などを考慮した上で、ある一定以上の評価を得た医師を名医(Best Doctors)と認定する制度です。

平成21年5月、当センターは、「日本リウマチ友の会賞」を受賞しました
「日本リウマチ友の会賞」とは亡くなられた友の会の1会員のご寄付により創設された賞で、ご遺志により、リウマチ医療に尽力した施設・個人を対象に平成16年度から友の会で選考・決定されています。
平成16年度は、中伊豆温泉病院と、日本医大(吉野槇一教授)が、昨年度(平成20年度)は東京女子医大と、東京医科歯科大(宮坂信之教授)が受賞され、本年度は当科と国立病院機構相模原病院が受賞しました。
リウマチ治療のトータルケアを目指し、内科、整形外科、リハビリテーション科、看護などの連携により、患者によりよい医療と最先端のリウマチ医療の提供に努めたことが評価されました。
今後はさらに院内の連携を強化するとともに、岡山県難病医療連絡協議会やOKAYAMAリウマチネットワークの協力病院として、院外の病-病、病-診連携も強め、さらに円滑なリウマチ膠原病診療が行えるよう努力していく所存です。
  
 
  リウマチとは?


リウマチとは?

 リウマチを患っている方は全国に約70万人おられます。女性は男性の約4倍で、発症は40〜50歳代に多く、関節の腫れや痛み、こわばりで発症し、徐々に関節の変形が進行し、就労や日常生活が障害される病気です。
 リウマチの本態は関節滑膜の炎症です。炎症とは炎、つまり火事のことで、リウマチとは関節の火事です。CRP、赤沈という血液検査は火事の勢いを表します。リウマチの骨破壊は、発症後2年以内の早期に急に進行することが判明し、早期から強力な薬を使ってリウマチの火事を完全に消してしまおうとする考え方が主流となりました。初期消火が重要なのです。

リウマチの新しい治療

 関節の火事を消すための消火剤にあたるのがメトトレキサート(リウマトレックス)などの抗リウマチ薬です。レフルノミド(アラバ)やタクロリムス(プログラフ)など新たな薬剤も登場しています。最近、さらに強力な化学消火剤ともいうべき生物学的製剤が登場しています。平成15年に登場したインフリキシマブ(レミケード)と、平成18年に登場した エタネルセプト(エンブレル)と、平成20年に登場したアダリムマブ(ヒュミラ)、トシリズマブ(アクテムラ)です。当センターでも多くの患者さんに使用し、9割以上の方に著効しています。メトトレキサート(リウマトレックス)などを投与してもリウマチの大火事がおさまらない方で、結核や日和見感染のリスクのない方が適応になります。

生物学的製剤
一般名
(商品名)
種類
用量・用法
投与間隔
インフリキシマブ
(レミケード)
キメラ型抗TNFα抗体
3(-10)mg/kg点滴静注
(4-)8週毎
エタネルセプト
(エンブレル)
可溶性TNF受容体
25mg皮下注
週2回
アダリムマブ
(ヒュミラ)
ヒト型抗TNFα抗体
40-80mg皮下注
2週毎
トシリズマブ
(アクテムラ)
抗IL-6受容体抗体
8mg/kg点滴静注
4週毎
リウマチ教室
  毎月1回、原則として第4木曜日の午後3時〜4時にセンター9階多目的ホールにて、入院・外来患者さんとそのご家族を対象として行っています。参加は自由で、予約も不要です。これからの予定は以下の通りです。

 

予定表
平成23年
10月26日(水) リウマチとは?…関節の火事 宮脇医師(リウマチ科)
11月24日(木) リウマチの薬物療法(1)抗リウマチ薬 吉永医師(リウマチ科)
12月15日(木) リウマチの薬物療法(2)抗炎症薬など 相田医師(リウマチ科)
平成24年
1月26日(木) リウマチの作業療法 作業療法士
2月22日(水) リウマチの手術療法 三好医師(整形外科)
3月22日(木) リウマチの薬の服用上の注意点 薬剤師
4月26日(木) リウマチの理学療法 理学療法士
5月17日(木) リウマチの手・足・指趾関節 吉原医師(整形外科)
6月28日(木) リウマチの関節外症状 西山医師(リウマチ科)
 
   
 
  膠原病とは?


膠原病とは?

病因的には自己免疫の病気、つまり自分の体に対する抗体(自己抗体)を作る病気です。臨床的にはリウマチ性疾患、つまり骨や関節、筋肉などが障害される病気です。病理学的には結合組織が障害される病気で、この三つを併せ持ったのが膠原病です。
 膠原病には以下の共通の特徴があります。@発熱とか体重減少とか全身性の症状を伴う炎症性の病気です。A複数の臓器が障害される病気です。B良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。C自己抗体が証明される自己免疫の病気です。D多遺伝子による病気です。
 「膠原病」という病気はありません。60年前にアメリカのクレンペラーという人が、リウマチ熱、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、結節性多発動脈炎6つの病気を「膠原病」と名づけました。そして、混合性結合組織病、ベーチェット病、シェーグレン症候群なども膠原病の仲間の病気です。多くは厚生労働省で特定疾患、いわゆる難病に指定されていますが、診断も治療法も確立されており、決して難病ではありません。

 
   
 
   シェーグレン症候群とは?

シェーグレン症候群とは?

 スウェーデンの眼科医 ヘンリック・シェーグレンがみつけた病気です。唾液腺や涙腺などの外分泌腺が障害され、唾液が少なくなったり、涙が少なくなったりします。唾液が少なくなると口が渇く、ネバネバする、乾いた食べ物が飲み込みにくいなどの症状がでます(ドライマウス)。涙が少なくなると、目がコロコロする、光がまぶしく感じられる、目が疲れるなどの症状がでます(ドライアイ)。
 その他の膠原病に合併する(続発性)ものと、合併しない(原発性)ものがあります。検査の結果、個人の状態に応じた治療を行います。
当院では5日間の検査入院も行っています。

<検査入院の例>
月曜日 採血、検尿、レントゲン、心電図
火曜日 眼科検査、唾液分泌量測定、口唇小唾液腺生検
水曜日 唾液腺、甲状腺超音波検査
木曜日 唾液腺シンチグラフィー
金曜日 検査のまとめと治療方針の決定
 
 
 
  リンク

● 難病情報センター
  厚生労働省が、難治性疾患克服研究事業(特定疾患調査研究分野)としている疾患を中心に情報を提供しています。
   
<関節リウマチ>
● リウマチ情報センター
  日本リウマチ財団が、リウマチに関する情報を提供しています。
●リウマチアレルギー情報
  厚生労働省のリウマチ・アレルギー対策やリウマチ・アレルギー情報などが紹介されています。
● 日本リウマチ友の会
  会員数2万人を越す、全国規模の患者会によるホームページです。
※5年毎に行われる会員の実態調査であるリウマチ白書も閲覧可能です。
● リウマチ21.info
  田辺三菱製薬株式会社(レミケードの会社)がリウマチの基礎知識や新しい治療に関する情報などを紹介しています。
●リウマチについて
  参天製薬株式会社(リマチルやアザルフィジンENの会社)がリウマチの知識や患者さんへのアドバイスなどを提供しています。
●リウマチeネット
  ワイス株式会社(リウマトレックスの会社)がリウマチに関する調査報告などを紹介しています。
●リウマチセミナ
  株式会社三和科学研究所が健康についての情報ネットワークの中でリウマチの基礎知識を提供しています。
   
<シェーグレン症候群>
● シェーグレン症候群情報サイト
  製薬会社が作ったホームページです。シェーグレン症候群についての情報が豊富です
● シェーグレン症候群研究会
  シェーグレン症候群研究会の公式ホームページです。
● シェーグレンの会
  シェーグレン症候群患者さんの会です。。
● ドライアイ研究会
  ドライアイ研究会の公式ホームページです。
● ドライマウス研究会
  ドライマウス研究会の公式ホームページです。
   
 
  広報誌

 2005年 秋号 「リウマチ膠原病センターの紹介 」
 
 
 後期臨床研修希望の方へ
 

後期臨床研修プログラム(リウマチ膠原病専門医コース)