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血液化学

血清蛋白/アルブミン/A/G比

栄養状態や肝臓・腎臓の機能を調べ
ます。

食物から摂取された蛋白質は、
消化・吸収を受けて体内で利用され
ます。

肝臓や腎臓などに障害があると、
代謝のバランスが崩れ、蛋白に異常を
きたします。

異常が見られた場合は原因を特定する
為、更に詳しい検査が必要となります。

尿素窒素/クレアチニン

腎機能を調べます。

これらの物質は蛋白がエネルギーとし
て使われた最終産物で、
腎臓からろ過されて尿中に排泄され
ます。

腎機能が低下するとこの排泄能力が
低下するため、高値になります。

アミラーゼ

膵臓の病気(膵炎・膵がん)や
唾液腺の病気で上昇します。

アミラーゼは膵臓や唾液腺から分泌
される消化酵素です。

これらの臓器の細胞が障害されると
血液中に増えてきます。

CRP

体に炎症がおこると上昇します。
炎症の程度や活動性、重症度を示す
指標です。

炎症が快方に向かうと速やかに下降
するため、疾患の治療効果や経過観察
・予後判定などにも用いられます。

通常は血液中にはほとんど存在しない
ため、高値の場合は体に何らかの炎症
がおこっていると考えられます。

血清鉄

酸素を運ぶヘモグロビンの構成物質
の一つで、貧血の原因を調べます。

高い場合は・・・
溶血性貧血・再生不良性貧血などが
疑われます。

低い場合は・・・
鉄欠乏性貧血・出血性貧血・慢性感
染症などが疑われます。

 

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