
体内の正常な細胞が「がん」に侵されると血液中に
増えてくる物質があり、腫瘍マーカーはその物質を目印に
反応し、上昇します。
ただし、良性の疾患や他の要因によって上昇する場合も
あります。
異常値がでた場合は必ず医療機関で再検査・精密検査を受けましょう。
また、基準範囲内でも徐々に値が上昇している場合などは経過観察が必要です。
主に肺がんで上昇します。
主に前立腺がんで上昇します。
前立腺肥大でも上昇します。
主に肝臓がん、睾丸腫瘍で
上昇します。
肝硬変・肝炎でも上昇することが
あります。
主にすい臓がん、胆道系がんで
上昇します。
主に大腸がん、その他消化器がんや、
腫瘍全般で上昇します。
高齢者や喫煙する方は数値がやや
上昇する傾向にあります。
主に卵巣がん、子宮体がんで
上昇します。
子宮内膜症などでも上昇することが
あります。
妊娠初期や月経時、閉経時などでも
一過性の上昇がみられます。