- 2022年4月1日より、不妊治療が保険適用となりました。
- 一般不妊治療は全年齢の方が対象です。
- 生殖補助医療は43歳未満の方が対象です。
▼2022年3月31日以前に不妊治療を開始した方
- 2022年3月31日以前に不妊治療を開始した方については、個人の状況(治療開始日や治療段階など)によって、保険適用か保険適用外(助成制度対象)か異なります。
【倉敷市在住の場合】
2022年3月31日以前に治療計画が作成された方は、妊娠判定検査日までは保険適用外です。
その他詳しくは倉敷市ホームページにてご確認ください。
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- お住まいの市区町村によって条件は異なりますので、詳しくは各市区町村へお問い合わせください。
不妊治療の流れ・費用の目安
倉敷成人病センターにおける不妊治療の基本的な流れは以下の通りです。
各治療時の料金など詳細は下図の矢印マークからご確認いただけます。
生殖補助医療を行なった場合の総額(目安)
保険適用の場合 :約74,000円~約212,000円
保険適用外の場合 :約196,000円~約567,000円
【一般不妊治療】人工授精を行なった場合
●保険適用対象:全年齢の方
●保険適用の場合:約8,000円
(人工授精、一般不妊治療管理料、診察料、超音波等等)
【注意事項】
・排卵誘発やホルモン補充のためのお薬代等が別途必要となる場合があります。
【生殖補助医療①】治療計画日
●保険適用対象:43歳未満の方
●保険適用の場合:約10,000円~約30,000円
(生殖補助医療管理料、注射代等)
【注意事項】
・患者さんごとに使用する薬の量が異なるため、料金には個人差があります。
・保険適用外の場合:約24,000円~約80,000円(別途消費税がかかります)
【生殖補助医療②】採卵日
●保険適用対象:43歳未満の方
●保険適用の場合:約9,600円~約31,200円
(採卵術等)
【注意事項】
・患者さんごとに得られる卵子の個数が異なるため、料金には個人差があります。
・保険適用外の場合:約26,000円~約84,000円(別途消費税がかかります)
【生殖補助医療③】体外受精~胚培養~胚凍結保存
●保険適用対象:43歳未満の方
●保険適用の場合:約12,600円~約108,900円
(体外受精・顕微授精管理料、受精卵・胚培養管理料、胚盤胞培養、胚凍結保存管理料等)
【注意事項】
・患者さんごとに得られる受精卵の個数が異なるため、料金には個人差があります。
・保険適用外の場合:約34,000円~約291,000円(別途消費税がかかります)
【生殖補助医療④】凍結胚移植日
●保険適用対象:43歳未満の方
[初回の治療計画時]
・40歳未満の方:通算6回まで
・40歳以上43歳未満の方:通算3回まで
(体外受精・顕微授精管理料、受精卵・胚培養管理料、胚盤胞培養、胚凍結保存管理料等)
●保険適用の場合:約42,000円
(凍結融解胚移植、アシステッドハッチング、高濃度ヒアルロン酸含有培養液等)
【注意事項】
・出産や妊娠12週以降の死産があった場合、それまでに受けた保険回数がリセットされます。リセット後の保険回数の上限は、次の児のために治療を計画した日の年齢によります。
・ホルモン補充のためのお薬代等が別途必要となる場合があります。
・保険適用外の場合:約112,000円(別途消費税がかかります)
保険適用治療の料金一覧は下記をご覧ください。
その他ご不明な点等はスタッフにお尋ねください。
また、厚生労働省のホームページにて保険適用の概要が掲載されていますので、よろしければご参照ください。
高額療養費制度、限度額適用認定証について
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」があります。
なお、あらかじめ手続きを行えば「限度額適用認定証」の交付が受けられます。 限度額適用認定証を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すれば、1か月の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。 自己負担限度額や申請先などの詳細は下記よりご確認ください。