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体外受精センター

不妊治療に関する先進医療の導入(2025年8月1日~)

2025/07/31

体外受精センターでは、2025年8月1日より2種類の先進医療を導入いたします。
先進医療を導入することで、治療成績の向上が期待できます。
現在の治療が結果に結びつかない方へ、次の一手として先進医療をご提案します。


1)PICSI(ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術):22,000円

顕微授精を行う場合、通常は顕微鏡下で精子の形や運動性が優れた精子を選択します。しかしながら形や運動性だけでは、その精子が十分に成熟した状態にあるかは判断できません。
一方、成熟が完了した精子には、高密度のヒアルロン酸レセプターが出現しヒアルロン酸にくっつく性質があります。この技術はこの成熟精子のもつ性質を利用して、成熟精子を選りすぐることができます。結果として、流産率を低下させるという報告があります。

不妊治療先進医療PICSI



2)スパームセパレーター(膜構造を用いた生理学的精子選択術):25,000円

体外受精・顕微授精を行う場合、密度勾配遠心法を使って不純物を取り除き、運動性の優れた精子を集めます。この時に行う遠心分離は、精子に物理的なダメージを与え精子のDNAを損傷する可能性があります。

この技術は遠心分離をせず特殊なフィルターを用いて精子を選別することで、精子に物理ダメージを与えないため、精子のDNAを損傷する心配がなく、より優れた精子を集めることができます。結果として、正常な受精卵である確率が上昇するという報告があります。

不妊治療先進医療 膜構造