午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
2022/07/01
細菌検査室では細菌感染症が疑われる患者さんの検体(喀痰、尿、血液、便、その他さまざまな検体)から直接病原菌を顕微鏡で調べたり、それぞれの菌の発育に適した培地を使用し、病原菌の検出を行なっています。
また検出された病原菌は全自動細菌分析器を用い、病原菌の名称(同定)や、その病原菌に対する抗菌薬の効果(薬剤感受性試験)を調べて臨床医に報告する事を業務としています。
細菌その他微生物による感染症の早期発見、適正治療、院内感染防止を3つの柱として、
迅速で正確な検査結果報告ができるよう日々志しています。
一般検査部門では、尿、糞便などの検査を行なっています。
尿や糞便の検査は痛みを伴わない非侵襲的な検査でスクリーニングとして有用です。
尿検査では、蛋白・糖・潜血などの定性検査と尿中の細胞成分を調べる尿沈渣検査により腎・泌尿器系の病態の把握をすることができます。
画像解析を用いた尿中有形成分分析装置を導入し、業務の効率化と精度の向上に努めています。
全自動尿分析装置オーションマックス AX-4030は試験紙法により、尿蛋白や尿糖、尿潜血といった尿中成分の検出を1時間に200件以上の処理速度で行なっています。