

午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
2024/10/03
細菌検査室では細菌感染症が疑われる患者さんの検体(喀痰、尿、血液、便、その他さまざまな検体)から直接病原菌を顕微鏡で調べたり、それぞれの菌の発育に適した培地を利用し、病原菌の検出を行っています。
検出された病原菌は全自動細菌分析装置を用い、病原菌の名称(同定)や、その病原菌に対する抗菌薬の効果(薬剤感受性試験)を調べて適切な抗菌薬治療に貢献しています。
またSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)や溶連菌などの感染症迅速抗原検査も行っています。
当部門は、細菌その他微生物による感染症の「早期発見」「適正治療」「院内感染防止」を3つの柱として、迅速で正確な検査結果に繋がるよう日々努めています。
一般検査部門では、尿、糞便などの検査を行っています。
尿や糞便の検査の多くは、採取に痛みを伴わない非侵襲的な検査です。
尿検査では、蛋白・糖・潜血などの定性検査と尿中の細胞成分を調べる尿沈渣検査により腎・泌尿器系の病態の把握をすることができます。
尿中有形成分分析装置は尿中の有形成分の種類や数を画像解析しています。
【主な有形成分】
赤血球、白血球、上皮細胞、細菌など
全自動尿分析装置オーションマックスAX-4030は試験紙法により、尿中成分を検出します。
1時間に200件以上の処理速度で検査を行うことができます。
【主な検査項目】
尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿中白血球、pH、比重など