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放射線技術科

骨塩定量について

2017/02/09 お知らせ

骨塩定量検査とは

骨はタンパク質やミネラル(カルシウム、リンなど)から構成されており、いろいろな疾患などによるこれらの量の変化を測定し、さらにコンピュータ解析を行い、年齢と相関する標準値と比較して現在の骨塩量を知るのが骨塩定量検査です。
骨粗鬆症とは、骨の密度が粗くなることで骨の強度が失われ、骨全体がもろくなることで骨折を起こしやすくなったり、体を支える背骨に痛みが出たりします。
また、目安として50歳以上や閉経後の女性、男女とも加齢によって骨塩量は減少しますが、それらの診断や治療方針の選択にも、この骨塩定量検査は非常に有用です。
この検査は、現在新薬の治験にも用いています。

原理

DEXA(デキサ)法とは、二重エネルギーX線吸収法のことで、2つの異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織(脂肪・筋肉など)の吸収差を利用して骨塩量(骨密度)を測定します。
骨塩量を測定する検査の中では、最も正確なデータを得ることのできる検査法です。
また、極めて少ないX線を利用しているので女性の方でも安心です。

検査方法

査台に仰向けになって寝ていただきます。後は普段通りの呼吸で(咳、くしゃみなどはご遠慮ください)一部位につき約10分程度、静かに横になっているだけでよい検査です。
腰椎測定時は足の下にスポンジを入れ、大腿骨測定時は足台に検査を行う側の足を軽く固定してから検査を行います。
両方とも痛みもなく、簡単に測定できます。

注意事項

ボタン類、金属類、その他検査の障害になるもの(ブラジャー、湿布など)は外していただき、肌着一枚の上に検査着を着ていただきます。
食事、お薬の制限はありませんが、検査前一週間以内にバリウム製剤を用いた検査を行なっている方は主治医にご相談ください。