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午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
2021/05/13 お知らせ
大腸CT検査(CTコロノグラフィー:CTC)は仰向け、うつ伏せにてCT撮影を行い、大腸CT解析が可能な専用ワークステーションを使用することで、内視鏡を挿入しなくても内視鏡検査を行なったような大腸の画像を作成し観察・診断することができます。
実際の検査は、肛門から6mm程度のチューブを3~5cm挿入し、大腸CT専用の炭酸ガス注入装置を使用する事で、安全にゆっくりと炭酸ガスを注入し、大腸を拡張させて撮影するだけです。
炭酸ガスは腸管から速やかに吸収されますので、検査後の腹痛や膨満感はほとんどなく、検査時間は10分程度です。
大腸内視鏡検査の実施が困難な方、検査に抵抗がある方には最適な検査で、大腸内視鏡検査の前後検査としても多く利用されています。
大腸CT検査(CTコロノグラフィー) | 大腸内視鏡検査(大腸ファイバー) | |
長所 | ・検査が短時間で終了し、苦痛がほとんどない ・大腸狭窄があるなど内視鏡挿入が困難な場合も検査が行える ・臨床上問題とされる6mm以上のポリープの診断能が確立されている ・大腸穿孔や出血などが起こることがほとんどない ・他の臓器の情報が得られる |
・直接観察できるので、平坦な腫瘍・6mm以下のポリープの発見も可能であるなど病変の検出能が高い ・ポリープをその場で切除できるなど、病変があった時に組織を採取できる ・腸内の色の変化を見ることができる |
短所 | ・平坦な腫瘍や小さなポリープなどの病変が検出しにくい ・病変の色や固さの情報は得られない ・組織検査ができない ・検査時の治療ができない ・検査時に被曝を伴う ・前処置がうまくできていない場合には、正確な検査が困難 |
・検査時に苦痛を伴うことが多い ・ひだの裏側などカメラの死角がある ・狭窄部位があれば検査できない ・前処置がうまくできていない場合には、正確な検査が困難 |
※ご不明な点がございましたら、放射線技術科までお問い合わせください。