

午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
当科は支持医療(サポーティブ・ケア)と緩和医療(パリアティブ・ケア)を両立し、がんなどの重い病気の診断時から、治療と並行して「からだと心のつらさ」を和らげることを目的としています。抗がん剤や放射線治療などのがん治療と同時に行うことができるのが特徴で、病気を抱えながらも、できる限りその人らしい生活を支えることを目指しています。
「がん治療を受けながら苦痛が強い」「治療は続けたいけれど生活がつらい」「これからどうしたらいいか分からない」「つらくて誰かに話を聞いてほしい」等――そんなときは、ぜひ支持緩和医療科にご相談ください。
あなたとご家族が少しでも安心して、より良い日々を過ごせるよう、私たちが力になります。
外来診療は、原則として紹介制・予約制です。患者さんご自身またはご家族、他医療機関の主治医・看護師の方からもご相談いただけます。
支持緩和医療科外来、緩和ケア病棟の詳細については下記をご覧ください。
以下の4つのモジュールを柱とし、ひとりひとりの状況に寄り添ったサポート体制を構築しています。
サポート項目 | サポート内容 |
---|---|
身体症状の緩和 | 痛み、吐き気、倦怠感、便通異常、食欲不振などへの対応 |
精神的サポート | 不安・気分の落ち込み・眠れないなどの心のケア |
治療との調整支援 | 副作用への対応、継続治療に向けた支援 |
社会的サポート | 介護・経済面・退院調整・療養場所の相談など |
ご家族の支援 | 看取りへの備え、介護者支援、グリーフケアなど |
支持緩和医療科では、医師・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカー・リハビリスタッフ・管理栄養士など多職種の専門家が連携し、総合的な医療を提供しています。
(単位:人)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
新入院患者数 | 96 | 100 | 84 |