外来受付時間

午前8:30~11:30

午後13:30~16:30

面会時間
感染対策のため入院患者さんへの面会を制限しています。
休診日
土・日・祝日・年末年始(12/30~1/3)
※婦人科(予約のみ)と産科は、土曜日の午前中(祝日・年末年始を除く)も診療を行っています。

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支持緩和医療科

患者さん・ご家族と向き合い、お困りの症状やご心配を緩和できるよう、スタッフ皆で日々努めています

当科は支持医療(サポーティブ・ケア)と緩和医療(パリアティブ・ケア)を両立し、がんなどの重い病気の診断時から、治療と並行して「からだと心のつらさ」を和らげることを目的としています。抗がん剤や放射線治療などのがん治療と同時に行うことができるのが特徴で、病気を抱えながらも、できる限りその人らしい生活を支えることを目指しています。

「がん治療を受けながら苦痛が強い」「治療は続けたいけれど生活がつらい」「これからどうしたらいいか分からない」「つらくて誰かに話を聞いてほしい」等――そんなときは、ぜひ支持緩和医療科にご相談ください。
あなたとご家族が少しでも安心して、より良い日々を過ごせるよう、私たちが力になります。


受診のご相談・ご予約について

外来診療は、原則として紹介制・予約制です。患者さんご自身またはご家族、他医療機関の主治医・看護師の方からもご相談いただけます。
支持緩和医療科外来、緩和ケア病棟の詳細については下記をご覧ください。



当科の理念

  • 治療中の苦痛を軽減し、生活の質(QOL)を守る医療を行う
  • 早期からの介入で、より安心して治療が継続できる体制を整える
  • 患者さんとご家族の意思を尊重し、チームで支える医療を展開する


診療体制

以下の4つのモジュールを柱とし、ひとりひとりの状況に寄り添ったサポート体制を構築しています。

サポート外来
がん治療中の症状マネジメントや療養生活の支援をがん専門薬剤師が行う外来です。早期の支持・緩和医療介入に繋げます。
がんサポートチーム(CST)
入院中の患者さんに対し院内の他科からの支持・緩和医療の依頼に応じて、多職種チームによる直接介入を実践しています。
支持緩和医療科外来
治療の選択や今後の生活設計に不安を抱える患者さん・ご家族に対し、医師が丁寧に診療します。緩和ケア病棟入院のご相談も承ります。
緩和ケア病棟
治療が困難になった後も、安らかな時間を過ごせるよう、身体の苦痛を緩和し、心のケアやご家族への支援も大切にした医療を提供します。


対象となる方

  • がん治療に伴う副作用やつらさがある方
  • がんの進行に伴う疼痛、倦怠感、吐き気、食欲低下、息苦しさなどの症状緩和が必要な方
  • 精神的な不安や生活面での困りごとを抱える方
  • 医療と生活のバランスを考えたい方、療養の選択について悩まれている方
※がん患者に限らず、慢性疾患の方も対象となる場合があります。お気軽にご相談ください。


主な診療内容

サポート項目 サポート内容
身体症状の緩和 痛み、吐き気、倦怠感、便通異常、食欲不振などへの対応
精神的サポート 不安・気分の落ち込み・眠れないなどの心のケア
治療との調整支援 副作用への対応、継続治療に向けた支援
社会的サポート 介護・経済面・退院調整・療養場所の相談など
ご家族の支援 看取りへの備え、介護者支援、グリーフケアなど


医療チーム

支持緩和医療科では、医師・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカー・リハビリスタッフ・管理栄養士など多職種の専門家が連携し、総合的な医療を提供しています。

実績

緩和ケア病棟

(単位:人)

  2022年度 2023年度 2024年度
新入院患者数 96 100 84

2024年度実績 がん種別
緩和実績 がん種別