外来受付時間

午前8:30~11:30

午後13:30~16:30

面会時間
感染対策のため入院患者さんへの面会を制限しています。
休診日
土・日・祝日
および年末年始(12/30~1/3)
※産科・婦人科は土曜午前中に診療を行なっています。

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ブレストセンター(乳腺科・乳腺外科)

治療の流れ

1.予約

気になることや自覚症状のある方は、予約センターにてブレストセンターの予約後受診していただきます(当日受診も可能です)。また、検診で精密検査が必要といわれた方も、患者総合支援課(地域連携)にて予約後受診していただきます。
※倉敷成人病健診センターでの検診で詳しい検査の追加を勧められた方は優先的に受診できるよう配慮しています。
また、電話&メール相談窓口も設けていますので、乳腺に関する症状で受診をためらっている方は一人で悩まずご相談ください。

2.受診(検査・診断)

受診当日の流れは、問診、視触診、マンモグラフィ、乳腺エコーが基本になります。さらに詳しい検査が必要なときには、細胞診、針生検などの病理学的検査も外来で行なっています。
また病変の性状や広がりを調べるために有効なMRIの検査や、より多くの組織をとって正確な診断を行うためのエコーガイド下吸引生検、マンモグラフィで認めた石灰化病変の組織を採取するマンモトーム生検も施行できます。
HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)に関わる診断の検査(血液検査)やMRIでのスクリーニングなども行うことが可能です。

3.手術

手術は、乳房温存手術を多く施行しています。
センチネルリンパ節生検は、色素法+ラジオアイソトープ法を併用し精度を向上しています。
また、術中迅速病理検査を行なっており、その結果により術式の変更が可能です。
乳がんは緊急手術が必要な患者さんの精神的負担も考慮し、手術までの期間ができるだけ短くなるようにしています。

4.薬物療法

治療内容の決定は、基本的には日本乳癌学会のガイドラインに沿って行なっています。ただ、個々の患者さんによって生活の重視する部分が異なるため、患者さんの都合やご希望を聞きながら、できるだけ治療効果が保てるように留意しています。
また、当院では、がん専門薬剤師が多数在籍しているため、治療内容や副作用対策などきめ細かく対応可能です。乳がん看護認定看護師の役割も大きく、患者さんの家族構成や仕事内容なども把握し、コミュニケーションを細かくとっているので、患者さんに寄り添った治療が可能になっています。

5.放射線治療

乳房温存手術の後は、基本的に放射線治療を行います。乳房全摘出後もがんの拡がりによっては放射線治療が必要になることもあります。当院の放射線治療は、高精度放射線治療を駆使して副作用の低減に努めています。手術や薬物療法に比べて体の負担が少ない治療ですので、通院の時間さえ都合がつけば働きながら治療継続も可能です。

6.術後のケア

乳がん術後に生じる上肢のリンパ浮腫に対しては専門の理学療法士が細かく対応しています。