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ロボット先端手術センター

最新の手術支援ロボット「ダビンチSP」を西日本および民間病院で初めて導入しました

2023/05/11

「ダビンチSP」では切開1箇所でも可能
患者さんの体へのさらなる負担軽減に期待

当センターは、米国インテュイティブサージカル社の最新手術支援ロボット「ダビンチSPサージカルシステム(以下、ダビンチSP)」を西日本で初めて、国内の民間医療機関で1施設目に導入いたしました。(導入日:2023年4月30日)

これまで、国内ではアームが多孔式の手術支援ロボットのみでした。多孔式の場合、複数必要な体表の切開創がダビンチSPでは最少1箇所に減らせることで、内視鏡下手術に伴う患者さんの体への負担軽減、整容性向上が期待できます。また小切開で体腔内の深く狭い術野、組織へのアクセスが可能となります。

当院では、婦人科領域から導入し、今後泌尿器科なども行なっていく予定です。 狭い範囲で手術を行うため、手術難易度は高くなりますが、最新の医療技術と多数の日本ロボット外科学会認定専門医、内視鏡外科技術認定取得医をはじめ、腹腔鏡下手術の修練を積み、習熟した医師のもと、安全に行なっています。



【2023年5月15日】
ダビンチSP©


ダビンチSPの特徴
~最少1箇所の切開創で低侵襲性と整容性を実現~




ダビンチSP特徴①
  1. 計1~3箇所の切開創で手術を行えるため、術後の疼痛が軽減し、患者さんの体に優しい手術が提供可能
  2. ロボットアームに取り付けられた直径2.5cmのカニューラと呼ばれる筒から、カメラ(内視鏡)と3本のインストゥルメント(専用鉗子)を体腔内に挿入して手術を行います
  3. ロボットアームは360度回転可能
  4. カメラは、ダビンチサージカルシステム初となる2関節を有するフレキシブルに近い軟性鏡で、角度・方向を自由に操作できます。術野画像も3DHDで鮮明
  5. カニューラから体内に挿入されるインストゥルメントは、狭い術野内でもインストゥルメント同士が干渉しないよう多方向に柔軟に屈曲します



〈既設のダビンチXiとダビンチSP〉
ダビンチSP特徴②




安藤医師

当院では、2021年2月新棟2Fにロボット先端手術センターを開設し、地域の皆さまが安心して最新の医療技術を受けられるよう、治療の選択肢の一つとして「ロボット支援下手術」を提供しております。

 

「ロボット支援下手術」は、手術のときに大きく開腹することがないため、体への負担が少なく術後の回復も早い「低侵襲手術」が注目されています。

 

当院では全国に先駆け低侵襲手術を導入し、多くの実績を残してまいりました。

 

ロボット先端手術センターでは、術式の多様化や低侵襲化に対応する医療設備の充実はもとより術前・術中の患者さんの心身のストレス軽減に配慮いたしました。今回、ダビンチSPの導入により、さらなる低侵襲手術を提供してまいります。


ロボット先端手術センター センター長 安藤正明






Dr.安藤正明のホームページ