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泌尿器科

前立腺がんに対する小線源治療の専門外来「小線源外来」を開設しました

2023/09/04

2023年8月31日(木)、前立腺がんの治療方法の一つである
小線源治療の専門外来「小線源外来」を開設いたしました。
小線源治療は放射線治療科と共同で行います。

小線源治療は、前立腺の内部にごく小さな放射性物質を入れて、がん細胞を死滅させる治療法です。
早期の前立腺がんに対して行われ、治療成績は手術や外照射と同等と報告されています。

なお、小線源治療が受けられる施設は岡山県内で2施設のみです(2023年8月現在)。

前立腺がんとなり小線源治療を検討されている方、相談を希望される方はお気軽にご予約ください。
適応を確認し、治療内容など説明させていただきます。

小線源外来のご案内
【診療日時】毎週木曜日 午後

【担当医】 泌尿器科 髙本均

【受診場所】クリニック棟3F 泌尿器科

【ご予約】 086-422-2112(予約受付時間 平日9:0016:00)

 

  • 前立腺がん永久挿入密封小線源療法(LDR-BT)とは?

放射線を出すシード(線源:ヨウ素125)と呼ばれる純チタン製カプセル(直径0.8mm、長さ4.5mm)を前立腺内に50~100個埋め込み、前立腺の内部から放射線を照射し、がん細胞を死滅させる治療法です。
放射線は線源から数ミリしか届かないため、周囲の臓器への放射線の影響をより少なくすることができます。

 

小線源治療の一番の特徴は、手術などに比べて身体的負担が小さいことです。 

入院期間も3泊4日程度と短く、早期に社会復帰ができます。
カプセルは体内に残りますが、放射線量は約60日で半減、1年で問題とならない量になります。

治療後の副作用は頻尿、尿意切迫感などの排尿症状が治療後3~6カ月程度見られますが、1年後には術前と同程度ないし改善しています。特に性機能の温存を希望される方にはお勧めです。

小線源療法