午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
前立腺がんは、高齢化と診断方法の進歩により年々増加し、現在では日本の男性で最も多くかかるがんになっています。しかしその大部分は早期に見つかり、適切な治療によってがんを無くすことが可能です。がんを無くす治療「根治的治療」には手術と放射線治療があり、がんの状態や患者さんのご希望により選択されます。
手術は前立腺をすべて取り除く、前立腺全摘除です。当科では手術支援ロボット(ダビンチXi)を使った腹腔鏡下前立腺全摘除を行なっています。腹腔鏡による鮮明な画像を見ながら、ロボットの腕に装着した手術器具を使用して行うので、短時間で繊細な手術を行うことができます。傷も小さくて済むことから手術翌日から食事、歩行も可能で入院期間は約10日です。
早期の前立腺がんは治るのはもちろんのこと、患者さんの体の負担が軽減されるように日々努力しております。