

午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
2025/02/06
倉敷成人病センターは手術支援ロボット「hinotori」を導入し、2025年2月4日に岡山県内で初めて「hinotori」を用いた婦人科手術を無事に実施しました。本手術は、患者さんの負担を軽減する低侵襲手術のさらなる発展を目指す取り組みの一環として行いました。
当院では、ロボット支援下手術を積極的に導入しており、現在「hinotori」を含めた計4台の手術支援ロボットが稼働しています。これにより、より精密で安全な手術を提供し、患者さんの早期回復をサポートすることが可能となりました。
「hinotori」は、株式会社メディカロイドが開発した日本製の手術支援ロボットで、鮮明な画像や手術アームの操作性の良さが特徴です。
独自のデザインで、オペレーションアームをコンパクトにセッティングできることにより、清潔野の医師の操作スペースを広く取ることができ、医師の操作性向上につながります。
8軸で構成されているオペレーションアームは、人の腕のようになめらかに動き、アーム同士、清潔野の医師とアームの干渉を軽減し、手術をスムーズに進めることが期待されます。
今後も、倉敷成人病センターは低侵襲手術の推進を通じて、地域医療に貢献してまいります。