赤ちゃん編
薬袋の指示は食後になっていても、授乳後は満腹で飲まないことがあります。
ミルクの前や空腹時に飲ませてもかまいません。
服用回数が1日3回であれば、おおよそ朝、昼、夕に飲ませてください。
- 水薬
- よく振って中身を均一にし、泡を消します。
水薬びんの指示された目盛りで1回分を別の容器にはかりとります。
少量ずつスプーンや乳首で飲ませたり、スポイトで口の端から流し込んであげてください。
1回○mLとはかりとる指示のある場合は、添付のカップ等の目盛ではかりとってください。
- 粉薬
- 1包分を小皿などにあけ、少量の湯さましなどで練り、よく洗った指につけ、赤ちゃんの頬の内側または上あごに塗りつけ、その後湯冷ましやミルクなどを飲ませてください。
一緒に水薬があればそれで溶かしてあげてもかまいません。
溶かした後はスポイトにすって飲ませてあげてもかまいません。
薬をミルクには混ぜないでください。(ミルク嫌いになることがあります)
どうしても薬が飲めないときの一工夫
- 苦くて飲めない!
- 粉薬の場合:
ハチミツ、ジャム、チョコレートクリームなど味の濃いものに混ぜ込む
※ハチミツは1歳以上になってからにしてください
水薬の場合:
水で薄めて、砂糖やハチミツを加える
- 甘くて飲めない!
- 水で薄めたり、ココア、コーヒー牛乳、乳酸飲料に混ぜて甘さを調節
- 粉薬がうまく溶けない!
- 液体より、ポタージュスープ、ジャム、プリン、アイスクリームに混ぜる
- その他
- 水薬の場合:
ウェハース、ビスケットにしみこませる
水薬または水溶きした粉薬の場合:
冷凍庫で凍らせ、シャーベット状にする(夏場、発熱時や吐き気のあるときなど)