

午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
細胞や組織の形態に興味のある臨床検査技師、病理検査技術を磨きたい臨床検査技師におすすめの職場です。
病理科は、薬剤科、臨床検査科、リハビリテーション科などとともに診療支援部に属し、病理・細胞診に関わる業務を専門に行う部門です。常勤スタッフ全員が細胞検査士の資格を持っており、細胞検査士資格取得を目指すための環境が整っています。資格取得後は、業務以外にも細胞検査士として学会発表や論文制作などに取り組むことが可能です。経験豊富な先輩技師による指導やサポートのもと、技術と学術の向上に取り組みましょう。
一連の組織標本作製技術(包埋、薄切、染色)や細胞診の検体処理など、基礎業務を習得します。それぞれの業務を独力で進めることができるよう、教育担当者が丁寧に指導しますので安心です。
細胞検査士資格取得に向け、細胞診の勉強も並行して行っていきます。先輩技師が懇切丁寧に、優しく指導してくれます。
認定団体 | 資格 | 取得者数 |
日本臨床細胞学会 | 細胞検査士 | 8 |
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国際細胞検査士 | 7 | |
日本臨床衛生検査技師会 | 認定病理検査技師 | 1 |
組織をパラフィンに埋め込んで固め、パラフィンブロックにします。次の工程である薄切作業がスムーズに進むよう、組織の面を平らにして丁寧に埋め込みます。
パラフィンブロックから2~3μmの薄さの切片を削り出し、スライドガラスにのせます。正確な組織診断を行うためには、きれいな切片を作製することが不可欠です。きれいに、そして手早く作製できるよう訓練します。
尿や体腔液中の細胞を顕微鏡で観察できるよう処理して、標本作製を行います。より正確な判定ができるよう、検体処理を通じて細胞診の知識と技術を習得していきます。
切り出しとは、手術で摘出された臓器から診断に必要な部分を選択する工程です。新人の時には、切り出し業務の補助を行いながら組織の取り扱いを観察し、切り出しの基本を学んでいきます。