

午前8:30~11:30
午後13:30~16:30
2023/11/30
倉敷成人病センターは、米国インテュイティブサージカル社の最新手術支援ロボット「ダビンチSPサージカルシステム(以下、ダビンチSP)」を2023年4月30日、西日本で初めて、国内の民間医療機関で1施設目に導入しております。
現在まで、婦人科領域のみ使用しておりましたが、2023年11月28日(火)より、泌尿器科領域の手術を開始いたしました。
これまで、国内ではアームが多孔式の手術支援ロボットのみでした。多孔式の場合、6箇所必要な体表の切開創がダビンチSPでは2箇所に減らせることで、患者さんの体への負担軽減、整容性向上が期待できます。また、小切開で体腔内の深く狭い術野、組織へのアクセスが可能となります。
執刀した山本 康雄医師は日本内視鏡外科学会が推奨するプロクター(手術指導医)として認定されており、高い技術レベルを維持しています。
倉敷成人病センターは今後さらにダビンチSPでの手術の経験を重ね、西日本でも最新の単孔式ロボット手術が受けられる体制の強化と全国への安全な普及を目指します。
また、ダビンチSPを使用したさらなる低侵襲手術への展開も視野に入れ、取り組んでまいります。