外来受付時間

午前8:30~11:30

午後13:30~16:30

面会時間
感染対策のため入院患者さんへの面会を制限しています。
休診日
土・日・祝日・年末年始(12/30~1/3)
※婦人科(予約のみ)と産科は、土曜日の午前中(祝日・年末年始を除く)も診療を行っています。

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支援体制:緩和ケア

支持緩和医療科外来

がん治療にともなう身体や心のつらさを和らげ、患者さんが安心して治療を続けることができるようサポートする外来です。
「緩和医療」という言葉は「終末期の医療」と誤解されがちですが、実際には、がんと診断された時から受けられる医療です。当外来では、がん治療と並行して、つらさに寄り添う「支持的な医療」をご提供します。

診察日
毎週水・金曜日 9:00~12:00
毎週火・木曜日 14:00~17:00
診察場所
新棟1F 通院治療センター診察室
※初診時は、診療情報提供書(紹介状)、健康保険証、お薬手帳あるいは使用している薬剤をお持ちください。
費用
健康保険が適応されます。
※患者さんが来院できず、ご家族など代理の方のみでの相談の場合は、相談料5,500円(税込)を頂戴しますのでご了承ください。

このような方におすすめです

  • 痛み、吐き気、食欲不振、倦怠感、息苦しさなどの症状がある方
  • 不安や眠れない、気持ちが落ち込むなど精神的なつらさがある方
  • ご自宅での療養について相談したい方
  • ご家族としての悩みや不安を抱えている方
がんに関わるあらゆる「つらさ」について、お気軽にご相談ください。

担当スタッフ

  • 支持緩和医療科医師
  • がん看護専門看護師
  • 緩和ケア認定看護師
必要に応じて、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種が関わります。

受診の流れ

当院に受診中の患者さん
主治医に支持緩和医療科外来受診の希望をお伝えください。診察は予約制ですが、当日予約も可能です。
他院に通院中の患者さん
主治医とよくご相談ください。そのうえで、当科受診希望の場合は通院中の病院から当院の患者総合支援課(地域連携)にお問い合わせください。また、主治医からの診療情報提供書が必要になります。

患者総合支援課 地域連携

電話番号
086-422-2116
受付時間
平日 8:30~18:30
※土・日・祝日および年末年始(12/30~1/3)は受付を行っておりません。



緩和ケア病棟

緩和ケア病棟の基本方針

緩和ケア病棟では、生命を脅かす病により引き起こされる様々な問題に直面している患者さんとそのご家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質:Quality of Life)の向上を目指します。
痛みや不安など患者さんが抱える様々な苦痛を緩和するために多職種から構成されたチームで治療やケアを行います。

医療チームの主な構成メンバー

緩和ケア病棟で提供できる医療について

  • 苦痛緩和のため、医療用麻薬などの鎮痛剤をはじめとした薬物療法や精神的ケアを行います。
  • 疼痛緩和のための放射線治療や神経ブロックなどの適応の有無については、がんサポートチームで検討したうえで、ご本人、ご家族にご相談いたします。
  • 輸血は原則として行いませんが、全身状態、予後、必要輸血量などを総合的に検討し、有益性が高いと判断した場合は濃厚赤血球に関しては投与を考慮します。原則、その他の血液製剤は使用しません。
  • 症状緩和を目的として処置や手術が有用と判断した場合は、ご本人、ご家族にご相談したうえで一般病棟への転棟転科、もしくは転院を検討します。
  • 健康食品などの代替療法は、他の患者さんへの迷惑にならなければ、自己責任、自己管理のもとで継続することが可能です。ただし、代替療法としての点滴や注射、未承認薬投与などの医療行為を伴うものはできません。

病棟・病室について

病棟には簡単な調理ができる食堂・談話室、家族控室、寝たままの姿勢で入浴できる機械浴室、家族浴室を備えています。
また、病室14室は全室個室で室料差額をいただいていません。 タオル類(フェイスタオル、バスタオル、バスマット)は無料で貸し出しサービスを行っています。

入院・退院の基準について

入院基準
次の全てを満たしていること
  • がんの診断を受けており、ご本人・ご家族が病名、病状について理解している。
  • 積極的ながん治療が実施されておらず、今後もその予定がない(ただし、疼痛などの症状コントロールや緩和照射が目的の場合は除きます)。
  • がんに伴う不快な症状や身体的あるいは精神的苦痛に対して専門的な緩和ケア介入が必要と判断される。
  • ご本人・ご家族が当病棟での医療を理解し、入院サポートを希望している。
  • 危篤時に人工呼吸器・胸骨圧迫などの延命措置を行わないことを理解できている。
退院基準
次のいずれかに該当する場合
  • ご本人・ご家族が退院を希望され、退院後の安全な環境が整備されている。
  • 苦痛症状が緩和され、病状が安定し、在宅療養が可能と判断される。
  • がんの縮小あるいは治癒を目的とした治療を希望されている。
  • がん以外の病気の治療が優先される。
  • 徘徊、大声を上げる、暴力行為を行う等、他の患者さんへの入院生活に影響を与えると判断される。
※緩和ケア病棟への入院をご希望の患者さんには入棟面談を受診していただきます。患者さんが来院できず、ご家族など代理の方のみでのご相談の場合は相談料5,500円(税込)を頂戴しますのでご了承ください。